ジオメトリ

2012年3月11日 (日)

日本語例題 6.1 接触解析(摩擦あり1)

今回は、こちらの例題の「6.1 接触(摩擦あり)」、解説文書ファイル名は「06-10.pdf」です。
DEXCS2011-Salome-A3(64)(SALOME6.3 + Code_Aster STA10.5)の利用です。

前回に引き続き接触問題で、今回は摩擦の考慮をしていきます。

はじめにモデルの読み込みですが、解説文書では“「GraphiteOne」で作成した”、となっていますが、私の環境にはそれは無いので、この機会にSALOMEのGeometryで作成する練習をしてみました。

まず、「New Entity」-「Primitives」の「BOX」でBaseとなる直方体を作成しました。作成方法はいくつか選べますが、デフォルトの、3方向の長さを指定する方法としました。おなじくTopとなる円柱を「Cylinder」にて作成しました。

両方とも原点を基準で作成されるので、重なっています。位置を指定して作成することも出来ますが、今回は、「原点を基準にて作成」->「所定の位置に移動」という手順としました。

06101

つぎに、円柱を対称面で半分にする必要がありますが、これはBooleanでCutすることにしました。Cutするのに用いる大きめの立方体(50x50x50)を、下図のように作成しました。この立方体も、原点を基準で作成し、所定の位置へ「Operations」-「Transformation」-「Translation」で移動させています。

06102

そして、「Operations」-「Boolean」-「Cut」で、円柱を大きい立方体でカットしました。

06103


それから、半分になった円柱を、所定の位置まで移動させました。

06104

解析に用いるのは、Baseとなる直方体と半円柱だけですので、この2つを「New Entity」-「Build」-「Compound」でまとめました。

最後に、解説文書どおりにグループ設定を行い、ソリッドモデル作成は完了です。

06105

メッシュについては、四面体1次要素で、Automatic Length = 0.2にて作成しました(オプションなどは下図参照)。

06106

さて、ここからAster Codeの作成になります。
Wizardを使って基本コードを作成し、Eficasを立ち上げて編集しました。

解説文書どおりに設定していったのですが、接触の設定を行うところで、「AFFE_CHAR_MECA」に「CONTACT」を設定できませんでした。

06107

これは、以前実施した「06-00.pdf」の例題と同じで、設定内容が古いバージョンに基づいているためです。現在は「DEFI_CONTACT」を用いる必要があります。

そういうわけで、この例題はここまでとします。次回、新しい方法での解説である「06-11.pdf」を実施します。