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2013年7月24日 (水)

ゴムバンドの摩擦力による動力伝達(問題点が解決)

The probrem of "Structural analysis of rubber products with contact, friction, and large rotation" was solved by Salome-Meca 2013.2(STA11.4).

In fact, the problem had been solved in STA11.3.22. However, I did not have the skill to update STA11.3 to STA11.3.22. Therefore, I was waiting for the release of salome-meca2013.2. It is easy to install.

半年以上前に実施して、問題点がなかなか解決できなかった事例、

「ゴムバンドの摩擦力による動力伝達」
http://salome-meca.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-5b53.html

ですが、今回リリースされたSalome-Meca2013.2を用いたところ、問題が解決しました。

まず、【問題点1】(応力分布にムラがあり、ゴムバンドの動きに合わせて動いてしまう。
)ですが、これについてはCode_Asterの問題のようで、実はSTA11.3.22の段階で修正されていたようです。解説は下記URLのテキスト中にある、「Bad computation of the modulus of compressibility in ELAS_HYPER」です。

http://www.code-aster.org/documents/histor/en/11.3.22.txt

 しかし既存のSalome-Meca2013.1のCode_AsterをUpdateする事が私には難しくて出来なかったため、インストールが簡単なSalome-Mecaの最新バージョン公開を待っていました。

 そして先日公開されたSalome-Meca2013.2(Code_Aster11.4)で試したところ、問題が修正されている事が確認できました。

動画です。

負荷トルクが一定になるTime=2.25以降、ゴムバンドの応力や変形状態が定常状態になって回転している事がわかります。以前のような応力ムラや変形のガタツキはありません。

静止画です。
Rband0401

定常状態で回転し、安定しています。

次に【問題点2】(従動ローラーの回転が、駆動ローラから遅れている。)
ですが、これは商用ソフト(Marc)で試したところ、同じような結果になりました。これは問題点ではなく、正しい結果のようです。

以上のように、問題となっていた応力ムラ問題が解決したので、これからゴムと金属の接触、回転物の問題などを継続して進めて行きたいと思います。

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