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2012年2月

2012年2月26日 (日)

Salome-Meca2012.1

Salome-Meca 2012.1」がリリースされています。

これはSALOME6.4.0とCode_Aster STA10.6の組み合わせで、64bit版です。

まだSALOMEの入門段階の私にとっては、何が新しくなったのか良く認識できないのですが、とりあえずは仮想PC上のdebian 6(64bit)に入れてみました(環境などはこちら)。

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当然ながら正常に動くようです。

SALOME6.4.0の新機能は、こちらに書かれています。メッシュ作成や表示関係に新しい機能が追加されているようです。

2012年2月25日 (土)

日本語例題 4.0 部品の連結

前回に引き続き(こちら)の日本語例題です。今回は「04-00.pdf」(部品の連結)です。

 

前回(03-00)は異なる部品の境界面を共有節点でメッシュ作成しましたが、今回は別個にメッシュを作成して連結する方法です。

 

まずmulti-bar-1.stpを読み込み、これまで同様に1000倍しました。その後、説明通りにグループを作成し、メッシュを切りました。

 

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部品間で節点が共有されていない事が分かります。

 

次に、Meshの下にグループを作りました。前回は、Mesh_1を右クリックして出る「Create Groups from Geometry」の存在に気が付きませんでしたが、今回はこれを用いました。

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GeometryからElementsおよびNodesにグループを移行出来るようです。今回はElementsの方へ移行しました。これで、FaceVolumeにそれぞれのグループが出来たようです。

 

201202233

 

それからAsterに移動し、Wizardで一旦解析ケースを作った後、Eficasで入力の編集をしました。これも、ほぼPDFの説明通りに出来ました。

 

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これで計算を実行すると、これも説明通りの結果が出ました。

 

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やはりBaseの上面が、Barに接触していない部分まで歪んでいます。どうも、指定した面同士をはみ出した部分まで含めて結合するようです。

 

次に「部品間に隙間が有る場合」です。

 

形状ファイルを読み込み後に1000倍するため、PDFの説明とは少し異なる構成ですが、2つの部品が離れた状態でメッシュが作成出来ました。Meshの下に各グループも作っています。

 

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それから、EficasAster Codeの編集を行いました。

 

201202237

そして計算を実行させたのですが、エラーになってしましました。

 

messファイルの最後の部分に下記メッセージが出ていました。

------------------------------------------------------------------

 

JDC.py : ERREUR A L'EXECUTION - INTERRUPTION

 

>> JDC.py : DEBUT RAPPORT

 

CR d'execution de JDC en MIXTE

 

 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 ! <S> Exception utilisateur levee mais pas interceptee. !

 

 ! Les bases sont fermees. !

 

 ! Type de l'exception : error !

 

 ! !

 

 ! le GROUP_MA bar0.5 ne fait pas partie du maillage : MAIL !

 

 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

fin CR d'execution de JDC en MIXTE

 

 

 

>> JDC.py : FIN RAPPORT

 

EXECUTION_CODE_ASTER_EXIT_0006-4330-T3697-V=1

--------------------------------------------------------

 

bar0.5のグループ指定になにか不具合があるようですが、それ以上のことはフランス語なのでよく分かりません。せめて英語なら・・・と思います。

 

グループ指定の方法などを色々変えて試行錯誤してみましたが、いずれもエラーが出ます(エラーの内容は、色々変わっています)。 

 

今ひとつよく分からないのが、Eficasによる入力データの編集において、各項目に対してGeometryのグループおよびMeshのグループのどちらを指定すればよいかということです。それに、Meshのグループの中でも、NodeFace,Volumeに分かれています。

ここで詰まっても仕方ないので、これは保留して先に進むことにしました。

  

それに、やはりEficasAsterのメッセージのフランス語が問題ですね。

  

さて、「04-00.pdf」はこの後更に「負荷面の形状を規制する方法」と「連結の定義方法」について説明されていますが、これらについては読むだけとしました。

日本語例題 3.0 複合材

日本語の例題(こちら)の演習の続きで、今回は「03-00.pdf」(複合材料の設定)です。

 

実施したことの全てを書くとかなりの量になるので、今回も、PDF文書の説明と異なった個所や、迷った部分などに絞って書きます。

 

まず、Geometryで今回の例題の形状ファイルmulti-bar-1.stp をインポートしましたが、やはり長さの単位がmとして取り込まれてしまいます。つまり、1000分の1の大きさになっています。これをmm単位で取り込む方法がまだ分かりませんので、これまで同様に、Operations -> Transformation -> Scale Transformで、Scale factor1000を入れて拡大しました。

 

その後、取り込み時点で分離しているパーツを一旦Fuseで結合し、それからPartitionで再分離しました。これは、境界面を共有節点でメッシュ切りするために必要な手順とのことです。ここまでは特に困ったところはありませんが、一点だけ、境界面に「Bound-1」というグループ名を付けるところで、説明には“「Select Sub Shapes」ボタンをクリックして”と書いてあるのですが、現在使っているSalome6.3ではそのようなボタンは無いので、そのまま画面上のBaseの上面をクリックして、「ADD」しました。

201202221

あと、BaseTopのグループも作成しておきました。

 

次にメッシュの作成です。モジュールをMeshにして、「Create Mesh」で作成していきますが、ここも説明分作成時とは画面内容が若干変わっています。例題は2次要素で作成しているようですので、私は下記のようにしました。

 

・「Assign a set of hypotheses」で「3D Automatic Tetrahedralization」を選択。

 

Max Size = 3 とする。

 

・2次要素を作成するため、「1D」のタブの、「Add. Hypothesis」を「Quadratic Mesh」にする。

 

これで、下図のように境界面で共有節点のメッシュが作成されました。

 

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次に「Aster」に移り、Wizardlinear-staticの解析ケースを、とりあえず単一材料として作成し、その下のDataの更に下に作られた「.comm」ファイルを右クリックし、「Run Eficas」でEficasを起動しました。

 

Eficasでは説明書に従ってアルミとスチールの材料定数を「DEFI_MATERIAU」に設定しました。それから「AFFE」で各材料をBaseTopのグループに割り当てようとしたのですが、ここで問題が発生しました。AFFE_2AFFE_3GROUP MAにグループが指定出来ません。どうやらメッシュにグループが作成されてないようです。

 

説明によると、AsterWizardを実施した段階で“Geometryでグループ化した「fix」「load」「Base」「Top」のグループがMesh_1の下に自動的に出来上がる”との事ですが、どうもそれが出来ていないようです。何度かやり直しましたが、どうやってもGeometryのグループが、Meshに反映されません。仕方がないので、Meshの作成後にMesh上で再度グループを作り直しました。Mesh_1上で右クリックし、「Create Group」にて、グループ作成が出来ました。

 

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そして再度Asterで「.comm」を作成し直すと、Eficas上で材料のグループ割り当てが出来るようになりました。

 

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その後、オブジェクトブラウザのAsterの下の「linear-static」を右クリックし、「RUN」によってCode_Asterを実行させると、説明通りの結果が得られました。

 

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今回、操作はやや煩雑でしたが、境界面で節点を共有したメッシュが作成出来るところは便利だと思いました。

2012年2月12日 (日)

DEXCS2011-SalomeMeca-A3-D0(64bit) の導入

DEXCS-Salomeの最新版「DEXCS2011-SalomeMeca-A3-D0(64bit) 」が公開されています(こちらには書かれていませんが、ダウンロードページに行くとあります)。なお、ダウンロードには申し込み・登録が必要です。

これはSalomeが最新の「6」になっています。昨年末からSalome6を使いたいが為にSalome-Mecaを様々なLinuxディストリビューションに入れようとして苦労しました(私の環境では、完全に問題無いのはdebian6だけでした)。しかし、DEXCSのようにOSと一体で動作する環境として配布されているのであれば、こちらを使う方が良いと思います。

そういうわけで、VMwareによる仮想マシンに入れてみました。インストール方法については、過去に実施したDVDからのDEXCS-Salome導入(こちら)とほぼ同じです。ホストマシン構成やOS、VMwareも同じです。インストール作業の概要は下記です。

ダウンロードページからイメージファイル「DEXCS2011-Salome-A3-D0-64.iso」をダウンロードしました。それからVMwareで新規仮想マシンを作成し、インストール元のメディアをそのISOイメージにしました。

2012021200

OSの種類はLinux、バージョンはubuntu64ビットです。

2012021200b

その後は、これまで同様に画面の指示に沿って進めました。変更したところは、HDDのサイズを30GB、メモリを4096MBに増やした事ぐらいです。

仮想マシンの設定が終わり、マシンを起動するとubuntuがDVDイメージから起動しました(起動時にオプションが色々出てきますが、何もせずに放置すると普通に起動します)。

ここで、「Custom Liveのインストール」をダブルクリックし、仮想マシンHDDへのインストールを開始しました。途中、ディスクを削除する警告が出てきましたが、これは仮想マシンのディスクの事なので、そのまま安心して進めました(それ以外にすると、自分でパーティション設定をしなければなりません)。

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インストールが終わり、仮想マシンを再起動させました。すると再起動時に「ディスクを取り出してからEnterを押せ」というメッセージが出てきました。

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ディスクが入ったままだと、再起動してもまたDVDイメージから起動してしまいます。CNTL+ALTキーでWindowsに戻り、VMwareのメニューバーから「仮想マシン」-「仮想マシン設定」を選び、CD/DVDの項目で、接続をISOイメージから物理ドライブに変更しました。

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この設定をして、仮想マシンでEnterを押すと仮想HDDから再起動しました。

このマシン上で、Salome6が正常動作することを確認できました。sampleを用いた例題も、結果表示までの流れが問題なく実施できています。

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ParaVIEWも問題有りません。結果表示(ポスト)プログラムとしては、個人的にはこちらの方が使いやすい印象です。

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ここまで、何の問題も無くあっという間に出来ました。Salome-Mecaの使い方を学ぶという目的なら、DEXCS-Salomeを用いるのがやはり一番簡単そうです。

なお、仮想マシン上のLinuxから、ホストマシン(またはLAN内の各パソコン)のファイルを見る方法(共有)として、VMwareのファイル共有機能があるようですが、私はLinuxからネットワーク上のWindowsマシンを見る設定をしています。詳細はこちらです。

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