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2011年12月

2011年12月31日 (土)

Salome-Meca6のインストール(4)

タイトルが「Salome-Meca6のインストール」となっていますが、正しくは「Salome-Meca 2011.2(Universal 64bits)」ですね。その中のSALOMEがSALOME6です。ただ、このタイトルにて連番記事を書いているので、このまま続けます。

さて、前回Code-Asterが「_md5モジュールが無い」というようなエラーで動きませんでしたが、色々検索すると、「_hashlib」に関係あるようです。

解決策は自分では見付けられませんでしたが、友人SY氏が下記フォーラムで関連内容を発見してくれました。Code-Asterの公式フォーラムなのですが、まずはここを先に見るべきでしたね(ただここは、ちょっと繋がりにくいことがあるようです)。

http://www.code-aster.org/forum2/viewtopic.php?id=15728

どうも、Salome-Mecaで使っているPythonのバージョンによる問題のようで、Salome-Mecaのディレクトリ内の_hashlib.soを、システム側に含まれる同じ物と置き換えれば良いようです。

cd SALOME-MECA-2011.2-LGPL-x86_64/SALOME/SALOME6/prerequis/Python-266/lib/python2.6/lib-dynload/
mv _hashlib.so _hashlib.so.orig
cp /usr/lib64/python2.6/lib-dynload/_hashlib.so .

私の方でもこれを実施しました。 これでCode-Asterが動いて解析計算が出来るかと思ったのですが・・・。 再びエラーです。前回引っかかった個所はクリアでき、linear-staticに未計算のオレンジ色のマークが出るところまでは行ったのですが、それを右クリックで「RUN」すると、メッセージWindowに「Submission failed」のメッセージが出て、計算できません。

2011123001

ターミナル画面には、returns 7と出ています。このコードが何を意味するのか、Code-Asterの情報を調べなければなりません。例題の手順は間違っていないはずですが・・・。依然としてCode-Asterの動作の問題なのか、使い方(操作)の間違いでおかしなデータを入力してしまったのか、今のところ切り分けできません。

今後、もう少しCentOSで頑張ってみるか、他のLinuxを試してみるか、いずれにしても年を越しそうです。

2011年12月30日 (金)

Salome-Meca6のインストール(3)

CentOSにSalome-Mecaのインストールが出来たので、実際に解析例題を実施してみました。

例題は、OpenCAE Users Wiki の、DEXCS-Salomeの使用法解説 にあるものです(sample.stepを用います)。

まず、Geometryでのstepファイルの読み込み、グループ作成は問題なく出来ました。

また、MeshでのMesh作成も問題有りません。

ところが、Asterにて、Wizardで解析条件を設定していき、最後に .commファイルを書き出してFinshというところで、Finshを押してもWizardのWindowが閉じてくれません。Object BrowserのAsterにもデータが出来ていないので、何らかの不具合のようです。

2011122910b

ターミナルを見ると、どうやら「_md5」のモジュールが無いというエラーのようです。

2011122911b

ネットで検索してみると、hashribというのを入れる必要があるようですが、どうもよく分かりません。とりあえず、

http://code.krypto.org/python/hashlib/

からダウンロードして、READMEで説明されているとおりに実行してみましたが、なにやらエラーがズラズラと出ます。

こうなるともうお手上げです。ソルバーが動かなければどうしようもありません。

あれこれやっているうちに一日が過ぎ、あまり時間が無くなってきました。ここまでをブログにして、一旦保留とします。

Salome-Meca6のインストール(2)

無事にメインマシンのVMwareにCentOSをインストール出来ました。

次にSalome-Mecaですが、インストールしたファイルは

SALOME-MECA-2011.2-LGPL-x86_64.tar (2011.2 Universal 64bit)

です。入手先はcode-asterのサイトの

http://www.code-aster.org/V2/spip.php?article303

です。

ここからは、OpenCAE Users Wiki の SALOME-Meca活用 を参考にしました。

まず、OSにrootでログインし、上記ファイルをホストOSから/optにコピーして解凍しました。解凍はコマンドでも出来ますが、GUIでも可能です。ファイルを右クリックし、「Extract Here」でOKです。

2011122906b

ここからは、そろそろコマンドで操作した方が良さそうな雰囲気になってきたので、「ターミナル(端末)」を立ち上げました。postinstallのフォルダを開き、そこで右クリックして「Open in Terminal」を選択すると、このフォルダ上でターミナルが立ち上がります。深い階層のフォルダでターミナル作業をするときは、この方法を使うと長いパス名を打たなくて済みます。

2011122907b

ターミナルが立ち上がったので、

./postinstall.py

を実行しました(rootでログインしているので、sudoは不要です)。

その後、cd .. で階層を1つ上がり、

./runSalomeMeca

で、Salome6が無事立ち上がりました。

2011122908b

その後、 SALOME-Meca活用 に書かれていることを参考にして、設定の変更と起動用スクリプトを作成しました。

【設定の変更】

  • /etc/gdm/gdm.schemas
  • について、 <key>security/DisallowTCP</key> の設定を変更。
    <default>true</default> を <default>false</default> に変える。

    ---

    /opt/SALOME-MECA-2011.2-LGPL-x86_64/SALOME/SALOME6/V6_3_0_public/COMPONENT_V6_3_0_public/prerequis-V6_3_0_public.sh

    について、LD_LIBRARY_PATH の設定に /usr/lib と /usr/lib64 を追加

    ---

    起動用スクリプトを /usr/bin に作成
    (名前は runsalome にしました)

    #!/bin/bash
    # runSalomeMeca2011.2
    #
    xhost +localhost +$HOSTNAME
    #source /opt/SALOME-MECA-2011.2-LGPL-x86_64/envSalomeMeca.sh
    source /opt/SALOME-MECA-2011.2-LGPL-x86_64/SALOME/SALOME6/V6_3_0_public/KERNEL_V6_3_0_public/bin/salome/appliskel/env.d/envSalome.sh

    /opt/SALOME-MECA-2011.2-LGPL-x86_64/runSalomeMeca

    ---

    これで、Salome-MecaとCode-Asterが動くはずです。

    rootをログアウトし、一般ユーザーで、ホームディレクトリのターミナルから runsalome と打つと、Salome6が起動しました。

    つづく。

    2011年12月29日 (木)

    Salome-Meca6のインストール(1)

    久しぶりの更新となりました。

    Salomeの試行は休日の自宅でしか出来ない上、その休日もほとんど時間が取れず、1ヶ月以上何も出来ずじまいでした。正月休みでやっと時間が取れましたが、ちょっと先が思いやられます。

    さて、これまでDEXCS-Salomeにて例題をして行きかけていたのですが、これはバージョンの古いSalome5です。しかし、やはり最新版のSalome6を使いたいものです。そこで、VMwareにLinuxと最新のSalome-Mecaをインストールしてみることにしました。

    まずLinuxですが、なんとなくCentOS(64bit)にしてみました。ダウンロードしたファイルは、

    CentOS-6.2-x86_64-bin-DVD1.iso

    です。入手元は

    https://www.centos.org/

    です。

    VMwareへのインストールですが、物理ドライブは使わず、仮想マシン作成時にイメージファイルを直接指定してのインストールです。マシンは以前と同じメインマシンです。

    2011122901

    ところが、ここでいきなりエラーが生じました。

    2011122902

    どうもBIOSでVTを有効にしていないと、64bitをサポート出来ないようです。そこで一旦マシンの電源を切り、BIOSを確認しました。

    2011122902b

    やはりVTが無効でした。これを有効にしてマシンを再起動し、再びVMwareへのCentOSインストールを行いました。

    2011122903b_3

    インストールは、ほぼノータッチで問題なく終了しました。
    ホスト名もタイムゾーンも何も設定していないのですが、終了してしまったようです・・・。

    案の定、ホスト名はlocalhost、タイムゾーンはアメリカ東部(ボストン)になっていました。ホスト名はこのままでかまわないですが、タイムゾーンぐらいは変えておきたいです。どうやって変えるのか分からなかったのですが、画像の通り、LocationsのEditにて、Location Nameに都市名を入れると、勝手にタイムゾーンと座標を補完してくれました。

    2011122904b_2

    ホストOSとのファイル共有も、以前の方法でOKです。

    これで、ホスト側でダウンロードしたSalome-Mecaのインストールファイルなどを、CentOS側へコピーしておきます。

    次はSalome-Mecaのインストールです。

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